幼虫かぶとむし飼育 その2

ペット

もう一匹かなり大きな個体のServius(セルウィウス)

重さは40gでかなりの大きさの雄の幼虫。

最初はかなり小さい個体で果たして大きくなるだろうかと心配していました。しかし、かなりのでかさに成長して、心配もなくなりました。

一匹で管理する前に大きな容器に入れていたのですが、今年の春に一匹ずつ管理する容器に入れる際にかなりの大きさになっていて、驚きです。

ローマの皇帝の名前にふさわしいくらいかなりかっこの良い、さらにかなりのサイズの成虫になるかと期待しています。

日本のかぶとむしのフォルムは外国産のかぶとむしの成虫とは違い角も二つです。

外国産のかぶとむしの成虫は3つあったり、ヘラクレスオオカブトはかなり動きにくい角です。

日本のかぶとむしの小回りのきく動きやすいフォルムはかなりの魅力です。

日本のかぶとむしと外国産かぶとむしの雌の成虫は世界共通でフォルムは同じです。
違いはサイズの違いです。

さらに日本のかぶとむしと外国産のかぶとむしの雄の特徴は交尾するときの雄の行動です。

外国産カブトムシの雄は静かに交尾を始めますが、日本のかぶとむしの雄は音を出して、じっくりと交尾に挑みます。

外国産のかぶとむしの雄が日本のかぶとむしの雌と交尾をすることは出来ないとのことです。
特に南米産のヘラクレスオオカブトの雄は交尾器とは別に赤い糸のようなものを出します。

日本のカブトムシの雄にはそのようなものはありません。

日本のかぶとむしは外国の台湾でも見かけることが出来るとのことです。

日本では夏に多くのこども連れがかぶとむしを探しに森にいきますが、外国では日本ほどではないとのことです。

幼虫かぶとむしの飼育にはペットショップで容器を買うことも出来ますが、実際は衣装ケースを使うのが便利です。

100円ショップのダイソーで大きくて深さのある衣装ケースなら330円で購入出来ます。

昆虫用の容器だと値段も高いし、大きさもさほど大きくありません。

それと一匹ずつ管理する場合も100ショップのCANDO(キャンドゥ)でも1.8リットル入るしかも深さもある食材保管

用の円筒の容器が110円で買えます。

蓋もプラスチックなので、ハンダのこてを使って穴を開けるか、ナイフで蓋の真ん中を丸く切り取るかをすれば、それで

立派な幼虫かぶとむし飼育ケースとして使えます。

今、100ショップのダイソーにはパスタを保管する円筒のつつのような容器があります。1.4リットル入るのと深さも問題ありません。

それか2リットル入りのペットボトルの上部を少し切り取り、それを飼育ケースとして使う方法もあります。

もしくは昆虫ショップで菌糸ボトルの中古を買うことも出来ます。

幼虫かぶとむしを飼育する上で必要になるのが、マットです。

ホームセンターでかぶとむし用のマットを購入出来ます。 

600円以内で10リットル購入出来きて、コスパも優れています。

ホームセンターで販売されている腐葉土は製造元に問い合わせても返事が来ないので、ホームセンターのコーナンで販売されている腐葉土は使わないのがベストかと思います。

樹皮バーク入りと書かれていて、25リットルほどで298円(税別)でかなりお得な量ですが、幼虫かぶとむしの飼育に使えるかは不透明です。

また、廃菌床などをPAYPAYフリマやメルカリなどで、安く買えるので、廃菌床をマットに混ぜることで幼虫かぶとむしのサイズがかなり大きくなります。

ジモティーではしいたけ栽培の会社が無料で廃菌床を差し上げますというのもあります。

幼虫かぶとむしはかなりの量のマットを食べます。 

栄養価の高い廃菌床やしいたけ栽培で使用したクヌギのほだ木などを与えると幼虫かぶとむしはものすごい勢いで食べます。 そしてサイズが確実に大きくなります。

飼育するかぶとむしの親がどのくらいのサイズの成虫だったのかが気になる人もいますが、親の代のサイズよりも幼虫かぶとむしが育つ環境が良ければ、どの個体もそこそこのサイズに成長します。

成虫のサイズは幼虫かぶとむしを飼育する環境の良し悪しですべて決まります。

馬の堆肥や牛の堆肥が置いてある場所にも大抵、かぶとむしの成虫の雌は多くの卵を産むので、春先に

幼虫かぶとむしを飼育したい場合、そこで幼虫かぶとむしを見つけることも可能です。

もちろん、管理者に了承を得てから掘り出して見ましょう。

また、クヌギ林に行きそこの土壌を掘ると幼虫かぶとむしを見つけることも出来ます。

蛹になる前の幼虫かぶとむしだと、マットの入れ替えも少なくて済みますし、飼育を始めて二か月、三か月もすれば、蛹になり、羽化して活動を始めます。

これだと卵を産ませて、いちから飼育するよりもさらに簡単です。

100円ショップのダイソーで購入出来る幼虫かぶとむしを飼育するマットは袋を開けると、きついニオイがします。

このマットは腐葉土で栄養価が高いです。 しかし、ニオイがきついです。

容器に入れてしばらく放置しないといけないのですが、ホームセンターのコーナンで購入出来るマットはクヌギとコナラを粉砕したマットで菌糸が入っていますが、開けてもきついニオイはないです。

夏に活動を開始するかぶとむしの成虫を山や森に探しにいくのは、一人ではかなり怖いので、幼虫の段階から飼育するのが、朝早く、もしくは夜遅くに山や森に行かなくてもいいので、こういうかたちでかぶとむしの飼育するのも一つの手段と言えます。

特に、小さいお子さんのいる家庭のご両親はとりわけ子供にかぶとむしと言われることがあるかと思います。

しかし、休みの日にはゆっくり寝たいのが正直なところなので、春にかぶとむしの幼虫を探しに行き、大きくなった幼虫かぶとむしをとってきて、育てるのが忙しい人にはベストと言えます。

幼虫かぶとむしを探しに行くのも面倒ならば、ヤフーショッピングでも幼虫かぶとむしを買えます。

是非、一匹ではなくて、2,3匹まとめて購入するのがベストです。

飼育環境にもよりますが、途中で死んでしまうこともあります。

幼虫かぶとむしはクワガタムシの幼虫を飼育する際に使う菌糸ボトルでも育ちますが、サイズを求めるならば、かぶとむし用のマットや廃菌床、腐葉土などでの飼育がベストです。 

菌糸ボトルでも幼虫かぶとむしを飼育することは可能です。

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