かぶとむし名:vince(ビンス)
昨年の夏に捕まえたカブトムシの雌の産んだ卵のひとつのかなり小さい幼虫だった幼虫の個体です。
順調に大きくなり、先月の上旬に個別管理用の容器に写した際、すでにそこそこのサイズでした。
その個体が、廃菌床8割でカブト用マットに入れていた容器の中で、さらに一回り以上デカくなりました。

アルファベットのCの形で測ると、直径13cm。
国産カブトムシでここまで、大きくなるとは少しも思わなかったです。
子供のころ飼育していたカブトムシの幼虫は成虫になっても、オスの場合は小型でした。
昔は田舎でも、かなり大きな幼虫が取れて、やはり天然でないと大きな成虫にはならないと思ってました。
さらにカブトムシの幼虫にも、人間と同じストレスがあるなんて、子供の時は考えたことはなかったです。
ビッグサイズを育てる方法
やはり大きな成虫を育てるなら、一匹ずつ管理するのがベストです。
自分で一から飼育している幼虫が大きく育つとは、それだけで感動です。

オスメスの識別もして、この個体にはオス特有のVの字のマークが下腹から2番目のしわの箇所にくっきりあります。
それと大きく逞しい成虫になってもらいたいため、名前はVINCE(ビンス)としました。
カブトムシの成虫の雄は性欲が激しいので、女性好きな事で有名なイタリアにちなんで、この個体をVINCE と名付けました。
VINCEがどんな成虫になるかは未知数ですが、かなりのサイズの成虫になることは間違いないです。
VINCEはなかなか蛹になるための蛹室をなかなか作らずにマットの上に出てくることが多いです。
容器の中のマットの状態は問題のない状態ですが、なかなか潜らないのと頻繁に容器の上の空気穴から出ようと試み、何かマットに問題があるのかと思いマットを全て新しくするとようやく落ち着いてくれました。
5月に入っても蛹室を作る気配もなく、本当に蛹になるのかかなり心配な個体です。
マットを新しくしても、上に何度も出て来ています。 6月に入りもう蛹室を作っても
おかしくないのですが、マットをずっと食べていて、マットが減る状態で、足したりしてもすぐに減っていきます。
あっという間に廃菌床を食べてしまいました。


もうそろそろ蛹になる時期ですが、6月5日の朝の時点でマットの上に出て来ていて、ぐったりしている感じなため、容器ないのマットにさらい加水をしました。 マットが乾いているわけでも暑い環境においているわけでもないのですが、すこしお手上げ状態です。
最後に
幼虫かぶとむしが蛹になる季節にはマットの交換には注意が必要とのことで、5月に入ってからの再度のマット交換はすこし恐る恐るでしたが、結果交換してから、落ち着いてくれたので良かったです。
個体差もあるかと思いますが、マットの上で度々出て来ていた個体なので、このまま成虫にならずになくなるのかと大変心配しましたが、落ち着いた様子なので、静観していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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